SPI NEWS
1. 2008年1月との比較(12ヶ月移動平均)
2010年2月以降インフレが継続し、特に8月以降値上がり幅が一層上昇している。
ただし2008年1月との比較においては、依然9~13%程度割安な状態となっている。
2. 地区別・月別推移(2007年~直近)
昨年同時期に対して10月のインフレ率は、関東13%、関西12%、中京7%程度と各地区8月以降3カ月連続で大幅に上昇した。特に関東・関西では2007年の水準をも上回った。
内訳としてはTV出稿活況による各局スポット売上増は勿論であるが、その背景には「提供番組枠をバラしてのスポット売り」が増えているという要因もある。一方TV視聴率は依然として2007年以降最低水準で推移しており、TVCM活況の中実視聴率確保が一層難しくなってきている。
単価上昇の中視聴率が落ち込むという状況が継続し、事後検証・効率改善の必要性が一段と高まってきていると言えるだろう。
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